摑み取れ駆け上がれAllnight Dancing

トラジャと宮近海斗くん。時々岸くんとエイトと勝利くんも

映画図書館戦争の好きなところ

二回目の図書館戦争を先日見てきました。
見終わって「もう一回見たい」と思う作品はいままでもいくつかあったけど、実際にもう一回見に行ったのはエイトレンジャー以外では初めてです。
エイトレンジャーは三回見たけどそれはまあ担当としてってのが大きかったから。


図書館戦争という映画が本当に好きだし出来ることならまた次も見たいので、今さらですがわたしの映画図書館戦争の好きなところについてまとめます。




①原作

映画じゃないじゃん(笑)
いや、そもそもわたし有川浩さんの小説が好きで。
ほとんど持ってるしどれも何度も何度も読み返してます。
有川浩さんの魅力というか真骨頂は ベタ甘×戦闘モノ という一見正反対に思える二つの要素が綺麗に共存していてしかもどちらも本当に素晴らしいということ。
最初の三部作は陸空海自衛隊がそれぞれ舞台となっているし、図書館戦争にいたっては自作の架空の戦闘部隊が主役だし。
一生懸命に戦っている人達はそもそも素敵だし、そして有川浩さんはきっとそういう人達が大好きだから、素敵な人達をさらに素敵に描けるんだろうな、と思っています。
で、勇ましく戦っている人達だって人間なんだよ、そりゃ当然恋もするんだよ、ってところもしっかり表現されていて、その勇ましさと可愛らしさの振り幅の広さがわたしは大好きです。

でも自衛隊三部作図書館戦争のようなスケールが大きくてワクワクするお話も好きだけど、おもてなし課や阪急電車のようなほっこりするお話も大好きです。
まあ要するに、ただの有川浩さんのファンです。笑

有川浩作品のファンとしては、最大のシリーズである図書館戦争を映画化してくれて続編まで作ってもらえて、嬉しい限りです。


②映画化チーム

最近はほんと実写化作品が多いけど、実写化ってやっぱり難しいですよね。
でもこの図書館戦争映画化は、原作ファンの立場から偉そうに言わせてもらうと、120点の満足度です!!
原作へのリスペクトと愛がしっかりと伝わってきて嬉しくなります。

図書館が戦うっていう独特の設定は、初めて触れる人にとってはなかなか飲み込みづらいものだと思うんです。
小説を読んでた時も「いやいやなんで本のために命懸けてるのよ?」って何度か思ったし。やっぱり突飛な世界です。
でも映画では、戦うことになってしまった背景とか葛藤とかを、とてもわかりやすく表現してくれているので、映画から入る人にとっても感情移入しやすいんじゃないかって思うんです。
この“なんのために戦うのか”っていうことを理解できないと、この作品のよさは伝わらないと思うので、ここをしっかりと描いてくれてるのがまず最高ポイントです。

あと、まるっきり原作と同じストーリー展開じゃないんだけど、でも原作と異なる部分からむしろ原作への強いこだわりが感じられる気がします。
堂上がかつて本屋さんで守ってくれた、郁の大切にしている本(はじまりの国シリーズ)を勧めてくれたのは郁のお母さんだった…とか、
郁が瀕死の堂上を置いて一人駆け出していく本屋さんが、そのかつての堂上と高校生の郁が遭遇した本屋さん…とか、
原作にないエピソードだけど、とっても図書館戦争の世界観に合った素敵なエピソードを作ってくれたなぁって思います。
なにより、稲嶺館長役は児玉清さんを念頭に書いていたっていう有川浩さんの思いを尊重してくれたのが嬉しい。稲嶺館長は児玉清さんに演じてもらって(写真と会話のなかでの登場だけだったけどあれは素晴らしい“出演”だったと思う)、仁科司令という新しい役柄を作ることでうまく話のバランスもとれてて、素晴らしいアイデアだったな、と。

原作ありの映画って、原作が好きだからこそ残念だなって思ってしまうことも多くて。
ハリー・ポッターシリーズがわたし個人的に一番残念な映画化でした。好きなシーンがバッサバサ切られちゃってるのがどうしても許せなくて。というか、3作目以降見てない…
あと阪急電車は小説の方が好き。おもてなし課は映画のあとに小説読んだからどっちも好き。フリーター家を買うはドラマ見てない。レインツリーはちょっと配役がなー…。植物図鑑は楽しみ!ていうか、この秋3本映画化って、有川浩さんすごいな。

今までで一番好きな映画化はゴールデンスランバーだったんだけど、ちょっと図書館戦争に首位を明け渡してしまうかもしれない!
それくらい、図書館戦争の映画化チームには感謝でいっぱいです。



読者投票で一位になったコンビだけあって、岡田堂上も榮倉笠原もほんとぴっっっったり!!
え、小説の世界から飛び出してきたんですか?ってくらいに、そのまんま!!
小説読んでると自分の頭のなかでキャラクター像が大体出来ちゃってて、それと実際の役者さんとのギャップが大きいとあーあってなっちゃいます。
でも図書館戦争の場合は本当にみんなナイスキャスティングで。
岡田くんはこの役のためにチビなんだ格闘技やってきたんだ、って思うくらい堂上!
榮倉奈々ちゃんも身長高くてスタイルよくてノリがよくて愛されキャラででも色気はあんまりない(笑)…もう笠原でしかない!
この二人が堂上と笠原で本当に本当に嬉しいです。
二人以外もみーんなぴったり!福士くんは最初は「やー、手塚じゃないよーー」って思ってたけど、一作目見てからはもう手塚だなって思いました。ちょっと融通聞かないくそ真面目ででも根はいいやつ。うん、手塚。
小牧も柴崎も玄田隊長も折口さんも郁の両親も手塚兄もみんな適役だと思います。良化隊の隊長も嫌になるくらいイメージ通り。
唯一鞠江だけは…うーん、わたし的には違うかなあ。
ちなみに、わたしが一番「ナイスキャスティング!」ってなったのは、郁を査問してた委員長役の手塚とおるさんです。あのねちっこい嫌らしい感じが本当にぴったり。笑

自分のイメージ通りのキャスト…それもほぼ全員。
幸せすぎます。


④俳優陣

イメージ通りのキャスティングってだけではなく、みんな本当に本当に努力してたんだなあって、そこも大好きです。
戦闘シーンを乗りきるだけのトレーニングを皆さんたくさん積んでこられたんだろうなぁ、って。
だからこそ、前作より戦闘シーンが大幅に長くできたんだろうしすごく迫力もあったし。やっぱり戦闘モノなので、そこのクオリティをさらに高めてくれるとますます好きになる。
福士くんと榮倉奈々ちゃんは前作後、自主的にトレーニングを続けていたんですよね?その根性!すごいな!
スタントなしで全て自分でこなした岡田くんはもうほんと素晴らしいし、それどころかみんなに指南までしてたなんて…もうあっぱれです。笑

戦闘シーンだけじゃなく、細かな仕草とかニュアンスがほんっっとそれぞれのキャラそのまんまで。
役者さんってほんとすごい!
堂上が笠原に言う「待て」とか「このドアホ」とか「戻ってきたら俺に何か言うんじゃなかったのか」とか。
「もしかしてレストラン探してくれたんですかっ」の時とか「いつお茶行きます?今日?えーギブスもう取っちゃいましょうよ~~」の時の、嬉しそうに堂上追っかける笠原とか。
読みながらこんな感じかな?って自分で想像してたより、さらにもっと魅力的に演じてくれてて、本当に最高です。



二回見ても、笠原が堂上を置いて振り返らずに本屋さんを飛び出していくところ、美術館直前で撃たれそうになるときに記者さんが一斉にカメラフラッシュで守ってくれたところは泣きました。いま思い出しても泣きそう。
折口さんと県知事さんが笠原の背中を撫でて労るところも笠原が県知事さんにリュックを渡すところも、台詞がないのにとても感情が込められてて伝わってきてとてもグッときました。
カミツレのティーセットで終わるところも余韻があってとても素敵でした。


やたらべた褒めしてしまったけど、それくらい素晴らしい映画でした。DVD出たら買っちゃうかもってくらいに、好きな映画です。


笠原の写真に添えられてた言葉がとても心に響きました。
ジャニオタとしての座右の銘にしたいなと思ってます。
嘆いてばっかじゃなにも変わらない。

変わらない世界を嘆く代わりに 彼女は走った   この思いが届くことを信じて